こんにちは、ブログ歴10年以上「ぴょんたろ」です。
今回は検索エンジンで上位を狙う為の、SEO対策実践講座【初級編】です。
ブログ立ち上げ直後に行うべきSEO対策から、基礎として抑えておくべきSEO対策の解説をします。
このページをご覧になれば、基本的なSEO対策をマスター出来ます。
具体的な内容は、以下4点
・Googleに認知させる
・ぺージ速度対策
・内部リンク最適化
・インデックス最適化
上記の内容についてご案内していきます。
前置きとして、SEO対策を行うには前提となる知識が必要です。基礎知識については前回の記事で解説済みなので、参考にして下さい。「⇒ SEO対策とは?|基礎知識講座」
それでは本題に入らせて頂きます。
Googleに認知してもらう
SEO対策はGoogleにブログの存在、記事の存在を知ってもらう事から始まります。
Googleにブログを認知してもらう方法を「新規ブログ立ち上げ時」と「記事更新時」に分けて説明します。
新規ブログ立ち上げ時
新規でドメインを取得し、新しくブログを立ち上げた場合、そのブログはGoogleに認知(インデックス)されていない状態にあります。
Googleにブログの存在を知らせる為に必要なのが、サイトマップの登録です。
サイトマップをサーチコンソールに登録すれば、Googleはブログの存在をいち早く認知出来ます。
サーチコンソールへのサイトマップ登録方法は、以下の記事で詳しく解説してあります、参考にして下さい。
ブログランキング登録
その他、新規ブログをGoogleに認知してもらう方法として、ブログランキングへの登録も有効です。
ブログランキングはすでにGoogleにインデックスされているサイトです。そのサイトにブログのURLを登録すればリンクを辿ってGoogleは新規ブログを認知する事が出来ます。
記事更新時
続いて、更新した記事をGoogleに認知してもらう方法を説明します。
Googleは定期的にブログを巡回しにきますが、巡回頻度とタイミングは明確には分かりません。
今日記事を更新したのにGoogleが巡回しにくるのが1週間後だった場合、1週間の間、更新した記事は検索エンジン上、存在しないモノとなります。
これらの問題を解決するのに役立つのが以下の3点です。
・インデックス登録のリクエスト
・Ping送信
・内部リンク
それぞれを詳しく解説します。
インデックス登録のリクエスト
サーチコンソールにはURLのインデックス状況を確認し、インデックス登録のリクエストを行う機能があります。
記事URLのインデックス状況を調べて、登録されていなかった場合はリクエストしておきましょう。
インデックス登録のリクエスト方法を解説します。
サーチコンソールにログインして「URL検査」をクリック
更新した記事のURLをコピーして、検索窓(赤枠)に貼り付ける
貼り付けると検索が始まり、インデックスの登録結果が表示されます。登録されていない場合は「インデックスをリクエスト」をクリック
リクエスト済み画面が表示され、インデックス登録のリクエスト完了です。「OK」をクリックして終了。
リクエストをしたら、時間を空けて再度URL検索してみて下さい。下記の画面になれば、登録済みとなります。
内容の薄い記事や、すでに存在している記事をコピペした場合、インデックスされない事があるので注意して下さい。新規ブログの場合、インデックス登録までに時間がかかる事があります。
Ping送信
ping送信とは、簡単に言えばブログの更新情報を外部(ping送信を受け付けているサーバーやサイト)に知らせる通知機能です。
外部サイトに送信したpingを辿って、新記事をGoogleが認知してくれる可能性が高まります。
ping送信先としてポピュラーなのがブログランキング。ブログランキングに登録してping送信設定をしておきましょう。
ping送信方法は自動と手動の2種類があります。
手動で送信する場合はブログランキング内の「代理送信」を利用。
自動送信はブログランキングで発行される「Ping送信先URL」をプラグイン「WordPress Ping Optimizer」に登録して行います。
「WordPress Ping Optimizer」については、以下のWordPress初期設定記事を参考にして下さい。
内部リンク
内部リンクとは、自サイト内のページをリンクで繋ぐ事を意味します。
すでにインデックスされている記事から内部リンクする事で、Googleが新記事の存在を認知しやすくなります。
インデックス済みの記事をリライトして、関連記事とし新記事にリンクを貼るの代表的な内部リンクの方法。
ぺージ速度対策
ぺージ速度が遅いとGoogleからの評価は下がります。
ぺージ速度はWordPressテーマと、サーバースペックに依存する部分が大きいです。
ぺージ高速化が施されていないテーマや、低スペックサーバーを使うのは極力避けましょう。ぺージ速度が遅くなる原因になります。
以上踏まえて、ぺージ速度対策について説明します。
ぺージ速度確認
ぺージ速度は測定サイト「PageSpeed Insights」で確認出来ます。
「PageSpeed Insights」にアクセスしてURLを入力、「分析」をクリック
結果が表示されたら「携帯電話」と「デスクトップ」それぞれのスコアを確認します。ぺージ速度で注目すべきは「パフォーマンス」
ぺージ速度改善方法
今回はぺージ速度の改善方法として、代表的な例を2つ紹介します。
・画像圧縮
・ソースコード圧縮
画像圧縮
画像サイズ(容量)が大きいとぺージ速度が下がる原因になります。画像サイズはアイキャッチなら100KB前後が理想。
画像の圧縮は圧縮サイト(ソフト)か、プラグインで行えます。圧縮サイトを利用し、改善が見られない場合はプラグインで対応して下さい。(サイト負荷の観点からプラグインは少ないのが理想的)
画像圧縮サイト
⇒ ILOVEIMG
この圧縮サイトは画像をアップロードし、圧縮ボタンを押すだけで利用可能。
画像圧縮系プラグイン(例)
「EWWW Image Optimizer」
このプラグインは新規画像の圧縮とアップロード済み画像の圧縮が可能。
ソースコード圧縮
ソースコード(HTML・CSS)が最適化されていないと、ぺージ速度が遅くなる原因になります。
そもそも、コードが最適化されていないWordPressテーマを使うのはお勧めできませんが、ぺージ速度が遅いと感じた場合は打開策としてプラグインでも対応可能です。(サイト負荷の観点からプラグインは少ないのが理想的)
コード圧縮系プラグイン(例)
「Autoptimize」
Autoptimizeは、WordPressのソースコードを圧縮して高速化するプラグインです。
圧縮系プラグイン補足
ぺージ速度を改善する目的で使う圧縮系プラグインは、WordPressテーマとの相性を考慮する必要があります。
多くのWordPressテーマにはぺージを高速化する為の機能が元々備わっています。それらとの干渉を防ぐ為、圧縮系プラグインはWordPressテーマに合わせて選びましょう。
テーマが推奨しているプラグインが有ればそれを使い、無ければ「テーマ名 画像圧縮プラグイン」や「テーマ名 コード圧縮プラグイン」で検索して下さい。
同テーマを使うユーザーが利用しているプラグインを使うのが妥当な考えです。
内部リンク最適化
内部リンクを最適化する事で、Googleがサイト内を巡回しやすくなります。また、ユーザー利便性も向上する為、サイト評価が上がるメリットもあります。
代表的な内部リンクは以下4点
・記事内リンク
・パンくずリスト
・グローバルナビゲーション
・サイドバー・フッター
それぞれを詳しく説明します。
記事内リンク(関連記事)
記事内リンク(関連記事)は自然な形で内部リンクを作れます。関連性の高い記事同士は本文中で「合わせて読みたい」等を使い繋ぎ合わせましょう。
注意点は関連性のある記事同士をリンクさせる事です。
関連性の無い記事をリンクさせるとユーザーが離脱する為、滞在率が下がります。さらに、滞在率が下がると販売機会の損失にも繋がります。
また、滞在率はSEOに影響するので、ユーザーの行動パターンをイメージしながら、関連記事をリンクさせまましょう。
パンくずリスト
パンくずリストとはサイト上での現在地を表すものです。具体的にはサイト上部にある以下のようなもの。
パンくずリストも内部リンクとして有効です。パンくずリストは一般的に自分で作成するモノではなく、WordPressテーマの標準機能となっています。
グローバルナビゲーション
グローバルナビゲーションとは、Webサイトの全てのページに設置された案内リンクの事です。
グローバルナビゲーションは下図の様にヘッダーに設置されているのが一般的。
SWELL公式サイトから引用
グローバルナビゲーションも内部リンクとして有効です。
グローバルナビゲーションは目立つ位置に設置される為、ユーザーの利便性を高め、Googleに重要なコンテンツを知らせるのに役立ちます。
グローバルナビゲーションの設置方法はWordPressテーマにより異なります。多くのテーマで標準装備されているので、公式サイトでご確認下さい。
サイドバー・フッター
サイドバー・フッターも内部リンクの設置場所として有効です。
多くのWordPressテーマでカスタマイズ可能なので、重要としているコンテンツや記事へのリンクを設置し、内部リンクを充実させる様にしましょう。
インデックス最適化
インデックス最適化とはGoogleにとって好ましくないぺージを選別し、除外する事を指します。
Googleは低品質なぺージを判断しています。そして低品質なぺージが多くインデックスされるとSEO評価は下がります。
低品質ぺージの代表例が以下の3点です。
・自動生成されたぺージ(アーカイブぺージ)
・内容の薄いぺージ
・アフィリエイト目的のみのぺージ
これらのぺージは可能な限り除外しておくのがSEO的には好ましいです。
とは言っても、アーカイブぺージ(月別一覧ページなど)は自動生成されますし、内容の薄いぺージ(お問い合わせぺージ等)は必要ですし、販売目的ぺージも稼ぐ為に必要です。削除する訳にもいきません。
そこで利用するのが「noindex」タグです。
「noindex」タグを使えば、Googleはそのぺージをインデックス対象から外します。
「noindex」タグの入れ方はWordPressテーマによって異なります。ここでは一例として「⇒ SWELL」の方法を紹介します。
noindexタグの入れ方
例「noindex」タグ入れ方(WordPressテーマSWELL)
「SWELL」の場合は、投稿画面の下部に以下の選択項目があり、「noindex」を指定できます。
アーカイブぺージへの「noindex」設定は「SEO SIMPLE PACK」の設定画面にて一括で行えます。
※ 多くのテーマで「noindex」タグの挿入は細かく選択可能です。詳細はお使いになるテーマの公式サイトで確認して下さい。
まとめ
・ブログ新規立ち上げ時や記事更新は、サーチコンソールやブログランキング、内部リンクを使いインデックスを促す。
・ぺージ速度が遅い場合は画像圧縮やソースコードを圧縮する。
・内部リンクを充実させGoogleがブログ内を巡回しやすい様にする。
・低品質なぺージは「noindex」タグを使い、インデックス対象から除外する。
以上、SEO対策実践講座【初級編】です。
今回お伝えした内容は、ブログを作り込む前に知っておくべき知識です。
前もって設定しておくべき項目もあるので、ブログ立ち上げ時の参考にして頂ければと思います。
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