みなさま、こんにちは「ぴょんたろ」と申します。
今回は生い立ち3について語らせて頂きます。今回の記事は生い立ち2を書き上げた直後に書いております。
1話にまとめるべきが悩んだのでありますが、バイオレンスに関してましては私の人格形成において重要な内容となりますので、別件として取り扱う事と致しました。
生い立ち2で父は「スケコマシ」であり、弟Yちゃんが生まれる頃には愛人を作り雲行きが怪しくなったとお伝えしましたが、父のいけ好かない行動はこれだけでは無かったのであります。
私と弟Yちゃんは頻繁に父に張り倒され、それはそれは悔しい思いを数多くしたのであります。
今回はそんな思いで深いエピソードの中から「ちゃぶ台返し」と言うお話しを語らせて頂きます。
それでは本題に入らせて頂きます。
スケコマシの父は常に愛人の影が見え隠れする男でありました。女性とのお付き合いと言うモノは、それなりの銭が必要であり、お金持ちでは無い父は生活費を家に入れず給料全てを自分で使う様になったのであります。
挙句の果てには仕事を休む様になり職を転々とする様になったのであります。
この様な男の事を「ろくでなし」と言うのであります。
自業自得で落ちる所まで落ちた父はそのストレスを私達家族にまき散らす様になりました。酒を飲んでは怒鳴り散らし、テレビの音量をキチ〇イレベルまで上げて「仁義なき戦い」を繰り返し見るのでありました。
そんな中、私が5~6歳、弟Yちゃんが2~3歳の楽しい楽しいクリスマスの夜、ちゃぶ台返し事件が起こります。
テーブルの上にはオードブル、お寿司やケーキーが並び、私とYちゃんは大喜びで食べておりました。私は当時甘えびが大好物であり、甘えびに全神経を集中させ、Yちゃんは生い立ち2でお伝えした通り食いしん坊なので、口の中満タンにご馳走を詰め込んでおりました。
すると父が突然怒り出します。
「そんなに甘えびが食いたけりゃ、これ全部食べろ」と言い深めのお皿に甘えびを全部入れ上から醤油をドバっとかけたのであります。
その後間髪入れず、Yちゃんに「食い方がきたねぇ」と怒鳴り、テーブルをひっくり返したのでありました。
泣きわめく私とYちゃんを容赦なく父は張り倒し、止めに入った母に蹴りを入れたのでありました。
この様な出来事を「トラウマ」と言うのであります。
この事件以降私は甘えびを控える様になったのは言うまでもありません。幸いな事に弟Yちゃんは幼過ぎたのでこの出来事を覚えておりません。
私はこの出来事を鮮明に覚えており、記事を書いている今現在、当時を思い出し腹わたが煮えくり返っておりますが、父はすでに他界しておりますので、ご愛敬として懐かしい思い出にさせて頂くわけであります。
私はこの出来事で恐怖と言うモノを知りました。それと同時に母と弟Yちゃんを守れるのは自分しかいないと言う感情も芽生えたのでありました。
そんな訳で今回は父のバイオレンスエピソードについて語らせて頂きました。
最後に一言
私もみなさまと同じ様につらい経験の一つや二つがあります。世の中全ての出来事に人生的な観点での答えを求めようとする風潮がありますが、答えを出せないレベルの問題がある事は確かです。
答えは他人から教えられるモノでは無く自分自身で導き出すモノであり、またその答えの正解はおそらく人生の終焉で分かる事ではないかと私は思うのであります。
それではご覧頂き有難うございました。
次回は私が大好きだった親戚の「おっちゃん」と言うそれはそれは優しい人物について語らせて頂く予定であります。
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